2024.08.06
アイランドキッチンと対面キッチンの基本的な違いを解説|特徴と導入時の注意点
アイランドキッチンと対面キッチンの違いはいくつかあるものの、どちらもオープンなレイアウトであることは共通しており、開放感を求める方に人気のスタイルです。
ただし、導入時には臭いや換気問題、収納スペースの確保などの注意点があります。
そこで今回は、千葉県・茨城県の建売住宅ビルダー「日建住宅」がアイランドキッチンと対面キッチンの基本的な違いや特徴と、それぞれの注意点を解説します。
どのようなキッチンタイプがよいか迷っている方や、ライフスタイルに合ったキッチンを選びたい方に役立つ記事ですので、ぜひ参考になさってください。
Contents
アイランドキッチンと対面キッチンの基本的な違い
アイランドキッチンと対面キッチンは、開放感のあるオープンなレイアウトが特徴ですが、その形状や特徴には異なる点も多くあります。
この章では、アイランドキッチン、対面キッチンの特徴と、メリット・デメリットをわかりやすく解説します。
それぞれの特徴を理解し、ご家族構成やライフスタイルに合ったタイプを選びましょう。
アイランドキッチンの特徴
シンクや加熱調理機器などが壁から切り離して配置されるなど、独立した島状の作業スペースが特徴です。
広々とした空間を活用し、キッチンを主役にしたおしゃれなスペースが実現します。
アイランドキッチンのメリット
アイランドキッチンは、開放感やおしゃれさだけでなく、下記のようなメリットがあります。メリット
- ・キッチンが独立せず配置されるため、開放感があり、空間が広く感じられる。
- ・調理中でもリビングやダイニングにいる家族とコミュニケーションが取りやすい。
- ・調理スペースが広く、複数人での調理や作業がしやすい。
- ・アイランド部分は、食事や作業台としても活用できて便利。
- ・モダンでスタイリッシュなデザインが多いため、おしゃれなキッチンに仕上がる。
アイランドキッチンのデメリット
一方で、アイランドキッチンならではのデメリットもあります。
キッチン選びで後悔しないために、事前に確認しておきましょう。
- ・アイランドキッチンを設置するためには、広いスペースが必要。
- ・一般的なI型キッチンなどよりもコストがかかることが多い。
- ・調理中の煙や臭いが広がりやすいため、高性能な換気設備が必要。
- ・開放感のある形状のため、整理整頓ができていなければ雑然と見えやすい。
- ・特に小さなお子様がいるご家庭では、キッチン周りの安全対策が必須。
対面キッチンの特徴
対面キッチンは、調理スペースがリビングやダイニングと向き合う配置が特徴です。
家族とのコミュニケーションが取りやすいため、料理しながらご家族の様子を見守りたい方にも好まれています。
ワークトップの一部が壁から突き出しているように見える「ペニンシュラキッチン」も、対面キッチンの一種です。
対面キッチンのメリット
ワークトップをリビングダイニング側に向ける対面キッチンは、下記のようなメリットがあります。
・リビングやダイニングに向かって調理スペースが配置されるため、料理中に家族やゲストとの会話がしやすい。
・キッチンとリビングダイニングに一体感が生まれる。
・対面キッチンは、ダイニングテーブルを近くに配置することが多く、配膳や片付けがスムーズ。
・キッチンカウンターの高さや配置によって、リビングダイニングから手元が見えづらい。
対面キッチンのデメリット
一方で、対面キッチンであることによる音や臭いの広がりなどデメリットもあります。
- ・壁に面していない部分が多く、収納スペースが不足する可能性がある。
- ・リビングダイニングと一体化しているケースが多いため、臭いや煙が広がりやすい。
- ・調理中の音がリビングやダイニングに響きやすい。
- ・オープンな設計やカウンター部分の仕上げなどにより、一般的なI型キッチンよりもコストが高くなる傾向がある。
- ・キッチンがリビングダイニングとつながっているため、料理中の様子が常に見える可能性がある。
アイランドキッチン|導入時の注意点
アイランドキッチンは、開放感とスタイリッシュなデザインが魅力ですが、その独特な構造ゆえに、導入時にはいくつかの注意点があります。
使いやすいキッチンを実現するためには、広さの確保や換気設備、十分な収納量と適切な配置など、慎重に計画する必要があります。
この章では、アイランドキッチンを導入する際の注意点を解説します。
スペースを確保する
アイランドキッチンは、キッチン設備の周りを移動しやすいレイアウトが特徴です。
そのため、キッチン自体のサイズだけでなく、調理や配膳に必要なスペースも考慮して広々とした空間を確保する必要があります。
生活動線や家事動線を妨げないように、設置するスペース決めは慎重に行いましょう。
臭いや煙、換気対策を検討する
アイランドキッチンは開放的なデザインのため、調理中の臭いや煙がリビング・ダイニングに広がりやすいことも注意点のひとつです。
換気設備にこだわり、空気の流れをコントロールする必要があります。
また、リビングダイニングとつながる形状のため、調理中の油やシンクの水が飛び散らないようガードを設置するなど、清潔を保てる対策を検討しましょう。
収納スペースを確保する
アイランドキッチンはスタイリッシュなデザインが魅力ですが、壁に接する部分が少なく収納スペースが不足しがちです。
キッチン周りを整理整頓するために、背面収納やパントリーなど大容量の収納スペースを検討しましょう。
対面キッチン|導入時の注意点
多くのご家庭で取り入れられている対面キッチンは、料理する人が孤立せずリビング・ダイニングで過ごす人たちとコミュニケーションが取りやすいことが魅力です。
一方で、導入時には下記のようにいくつかの注意点もあります。
リビングダイニングとの調和
対面キッチンはリビングやダイニングと一体化しているため、全体のインテリアスタイルとの調和が重要です。
キッチンのデザインや色合いがリビングとマッチすることで、空間全体が統一感を持ち、より広々と感じられます。
特に、キッチンカウンターやキャビネットの素材や色選びが、空間の印象を大きく左右します。
キッチンのプライバシー確保
対面キッチンは、リビング・ダイニングとつながるレイアウトで設置されるケースが多いため、調理中の手元や置かれている物が見えてしまう可能性があります。
来客の多いご家庭では特に、視線を遮るデザインを取り入れたり、散らからないよう整理整頓に努めたりと、美観にも配慮しましょう。
扉付きのキッチン収納を取り入れれば、さっと物を隠すことができ便利です。
使いやすい収納の配置やスペースを検討する
開放感のある対面キッチンを使いやすくするためには、収納の配置やスペースの確保が欠かせません。
下記の点を収納計画の参考になさってください。
- ・一般的なワークトップの高さは、85cm程度
- ・壁面収納の使いやすい高さは、130~160cm
- ・使用頻度の高い物は、手が届きやすい高さに収納する
- ・180cmを超える、高い位置には使用頻度の低い季節物などを収納する
- ・重く、大きな物は低い位置の収納を活用する
フロアキャビネットの奥行きは60cm以上あるタイプが多くなっています。
収納の前には、通路を90cm~120cm程度確保すると使いやすくなります。
千葉県・茨城県でアイランドキッチンや対面キッチンのある家を検討中の方は、建売住宅ビルダーの日建住宅にお問い合わせください。
〈メールでのお問い合わせ〉
〈お電話からのお問い合わせ〉
〈イベント情報〉
※当社はしつこい営業を一切行っておりません。ご質問やお悩みなど、お気軽にご相談ください。
まとめ
ここまで、千葉県・茨城県の建売住宅ビルダー「日建住宅」がアイランドキッチンと対面キッチンの基本的な違いや特徴と、それぞれの注意点を解説してきました。
キッチンは、料理を作る場としてだけでなく、コミュニケーションの場としても大切なスペースです。
ご家庭のライフスタイルに合ったタイプを選ぶことで、暮らしがより豊かになりますよ。
この記事が、お客様の求めるキッチンタイプを選ぶ参考になりますように。