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2024.08.14

アイランドキッチンの後悔を防ぐ方法|おすすめな間取りとは?

アイランドキッチンの後悔を防ぐ方法|おすすめな間取りとは?

アイランドキッチンは、おしゃれで洗練された雰囲気が人気のスタイルです。

しかしまだまだ日本では導入事例が少なく、後悔しやすいポイントもいくつか存在します。

そこで今回は、千葉県・茨城県建売住宅ビルダー「日建住宅」がアイランドキッチンで後悔しやすいポイントや解決策について、詳しく解説します。

アイランドキッチンの概要やメリットを簡単に整理した上で「後悔しやすいポイント」を3つの項目別にご紹介しているため、間取り計画初心者の方にもおすすめです。

「アイランドキッチンにしようか迷っている…」という方は、ぜひ参考になさって下さい。

アイランドキッチンはおしゃれで人気

おしゃれなアイランドキッチン

アイランドキッチンは開放感のあるレイアウトが特徴で、リビングやダイニングとの一体感を強調できます。

これにより、モダンでスタイリッシュなインテリアになるのがメリットです。

また調理スペースが広く、複数の人が同時に作業しやすいです。

カウンター部分をダイニングテーブルや作業スペースとしても使えるため、利便性も高くなります。

そしてアイランドキッチンは部屋の中心に配置されるので、デザインや素材にこだわれば空間全体を引き立たせることが可能です。

 

千葉県・茨城県でアイランドキッチンのある家を検討中の方は、建売住宅ビルダーの日建住宅にお問い合わせください。

 

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※当社はしつこい営業を一切行っておりません。ご質問やお悩みなど、お気軽にご相談ください。

アイランドキッチンで後悔しやすいポイント①メンテナンス性

アイランドキッチンのメンテナンス

ここでは、「メンテナンス性」の面からアイランドキッチンで後悔しやすいポイントをご紹介します。

掃除の手間が掛かる

アイランドキッチンはオープンなデザインのため、他の部屋との境界がなく、調理中に飛び散った油や食材がリビングやダイニングにまで広がりやすいです。

キッチンの中央部分にはシンクやコンロが設置されることが多く、他の配置と比べると掃除が必要な面積が増えてしまいます。

 

解決策としては、ワークトップに汚れが目立ちにくく掃除がしやすい素材を選ぶことが重要です。

例えば人工大理石やメラミンといった耐水性や耐油性が高い素材を選ぶことで、掃除が楽になります。

また汚れが蓄積しないよう、こまめに掃除をする習慣をつけることも大切です。

汚れがひどくなる前に日常的に掃除をすることで、清潔さを保ちやすくなります。

におい・音が広がりやすい

アイランドキッチンはオープンなレイアウトのため、調理中のにおいや音がリビングやダイニングに広がりやすいのがデメリットです。

例えば焼き魚や揚げ物を作ると、そのにおいが家全体に充満してしまうことがあります。

また調理中の音や食器の音がダイレクトに他の部屋に伝わるため、テレビを見たり、会話をしたりしている家族にとってストレスになることもあります。

 

解決策としては、適切な換気システムの導入がおすすめです。

もしキッチンに窓がある場合、調理中に窓を開けて自然換気を促進することも効果的です。

場合によってはエアコンの換気機能や空気清浄機を併用することで、においの広がりを抑えられます。

費用が掛かる

アイランドキッチンはデザイン性や機能性により、通常のキッチンよりも設置費用が高い傾向があります。

特にカウンターや収納に高級な素材を使用することが多く、それが費用に反映されてしまうのです。

オーダーメイドの収納やカウンターが必要になることがあり、これもコストを押し上げる要因となります。

 

解決策としては、事前に予算をしっかり設定し、必要な設備や素材にどれだけ費用をかけるかを明確にしておくのがおすすめです。

予算をオーバーしないよう、必要に応じて優先順位をつけましょう。

またデザイン性や機能性を保ちながら、コスト削減が可能な部分(例えば、素材の選定や既製品の使用)を検討すると成功しやすくなります。

アイランドキッチンで後悔しやすいポイント②安全性

アイランドキッチンのコンロ

ここでは、「安全性」の面からアイランドキッチンで後悔しやすいポイントをご紹介します。

お子さまがキッチンに入って来やすい

アイランドキッチンはリビングやダイニングと一体化していることが多く、小さなお子さまが自由にキッチンに入ってきやすい状況が生まれます。

これによって、火傷やケガの危険性が高まるのがデメリットです。

調理中にこぼれた液体や食材で床が滑りやすくなり、お子さまが転倒するリスクもあります。

 

解決策としては、ベビーサークルやパーティションの活用がおすすめです。

アイランドキッチンはゲートタイプだと設置しにくいため、周囲を取り囲むベビーサークルの方が適しています。

これにより、お子さまが自由にキッチンに入れないようにすることができます。

またコンロやオーブンにはチャイルドロック機能を取り付けることで、お子さまが誤って操作することを防止しましょう。

油が跳ねやすい

アイランドキッチンでの調理中に油が跳ねると、周囲の家具や床、壁に汚れがつきやすくなります。

特に揚げ物や炒め物をする際には、油が広範囲に飛び散りやすいです。

 

解決策としては、サイドガードやスプラッシュガードの設置がおすすめです。

ガラスやアクリル製のガードを設置することで、油の跳ねを防いで周囲の汚れを最小限に抑えられます。

そして可能であればアイランド部分ではなく、壁側にコンロを配置することで、油跳ねがアイランドキッチン全体に広がるのを防ぎやすくなります。

 

千葉県・茨城県でアイランドキッチンのある家を検討中の方は、建売住宅ビルダーの日建住宅にお問い合わせください。

 

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アイランドキッチンで後悔しやすいポイント③間取り

アイランドキッチンの間取り

ここでは、「間取り」の面からアイランドキッチンで後悔しやすいポイントをご紹介します。

通路の広さが必要

アイランドキッチンでは、キッチンを取り囲むように通路が設けられます。

そのため通路が狭すぎると、お互いにぶつかったり動きが制限されたりするのがデメリットです。

これにより作業効率が低下し、ストレスを感じることが増えます。

 

アイランドキッチンを計画する際には、少なくとも90cm~120cm程度の通路幅を確保することが推奨されます。

もし通路の確保が難しい場合には、別のスタイルを検討してみるのもおすすめです。

壁付コンセントを設置しにくい

アイランドキッチンは、キッチンの中央に島状の作業スペースが配置されます。

そのためアイランド部分には、壁を利用したコンセントの設置が難しいのがデメリットです。

これにより、フードプロセッサーやハンドミキサーなどの調理器具を使う際に、電源コードが届かないという問題が発生しやすいです。

延長コードを使う方法もありますが、見た目の問題やつまづきによる転倒リスクが生じてしまいます。

 

解決策としては、アイランドキッチンのカウンターや作業台に直接コンセントを組み込んだり、床下コンセントを設置したりする方法がおすすめです。

間取りやコンセントの使用頻度に応じて、適切な方法を計画しましょう。

収納スペースが少ない

アイランドキッチンは部屋の中央に配置されるため、収納場所が限られます。

特に開放的なデザインを維持しつつ収納スペースを確保するのは難しく、物が外に出てしまうことでキッチンが雑然とした印象になりやすいです。

収納が不足すると調理中に必要なものを取り出すのに手間がかかり、作業効率も低下します。

 

解決策としては、アイランドキッチンのカウンター内に引き出しやキャビネットを組み込むのがおすすめです。

また普段使わないアイテムは、床下収納を活用する方法もあります。

アイランドキッチンがおすすめなケース

アイランドキッチンがおすすめの間取り

ここでは、アイランドキッチンがおすすめなケースについてまとめてご紹介します。

「キッチンのスタイルで悩んでいる…」という方は、ぜひチェックしてみてください。

高級感のあるキッチンにしたい

部屋の中央に配置されたアイランドカウンターは、高級感を引き立てるのにぴったりです。

アイランドキッチンはカスタマイズが容易で、好みに合わせたデザインや素材を選ぶことができます。

これにより、個性的で高級感のあるキッチンを作り出すことが可能です。

天井からの照明やペンダントライトを取り入れれば、ラグジュアリーな雰囲気が引き立ちます。

複数人数で調理したい

複数人数で調理する場合、アイランドキッチンは非常におすすめです。

広いカウンターを中央に配置しているため、料理の準備や調理がスムーズに進みます。

調理中でもお互いの顔が見えやすく、コミュニケーションが取りやすいのもメリットです。

ただし複数人数で使用する場合、アイランドカウンターの広さや周囲の通路の幅を十分に確保することが重要です。

狭すぎると動きにくくなるため、計画時に十分なスペースを確保しましょう。

千葉県・茨城県でアイランドキッチンのある家を検討中の方は、建売住宅ビルダーの日建住宅にお問い合わせください。

 

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まとめ

ここまで、千葉県・茨城県建売住宅ビルダー「日建住宅」がアイランドキッチンで後悔しやすいポイントや解決策について解説してきました。

キッチン計画の際は、見た目のデザイン性だけでなく使い勝手や機能性も重視して選ぶのがおすすめです。

もし迷ってしまう点があれば、ぜひ住宅のプロにご相談ください。

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