2024.08.02
建売住宅は本当に恥ずかしいのか|メリット・デメリット比較と後悔しない5つのポイントを解説
建売住宅の購入を検討しているものの「恥ずかしい」というイメージに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
実は、建売住宅にはコストパフォーマンスの高さや手続きの簡便さなど、多くのメリットがあります。
一方で、個性に欠けたりステータスの低さを懸念する声もあります。
そこで今回は、千葉県・茨城県で数多くの分譲地を開発・販売してきた建売住宅ビルダー「日建住宅」が、建売住宅の真の価値と、後悔しない選び方のポイントを詳しく解説します。
建売住宅の真の価値と選び方を理解し、「恥ずかしい」という先入観を乗り越えて、ご家族に合った快適な住まいを見つけるヒントが満載です!
建売住宅が「恥ずかしい」と言われる主な理由
一般的な建売住宅が「恥ずかしい」と言われる理由は、主に3つあります。
- ・外観に個性がない
- ・ステータス性が低く感じる
- ・デザインによっては安っぽく見える場合がある
上記の要因が、建売住宅に対するネガティブな印象を生み出しています。
それぞれの理由について詳しく見ていきましょう。
外観に個性がない
建売住宅が「恥ずかしい」と感じられる大きな理由は、外観に個性がないことです。
外観の個性については、主に以下の2点から説明できます。
1つ目は、似たデザインの住宅が多く、デザインの自由度が低いことです。
建売住宅は、コストを抑えるために同じ設計を使いまわすことがあります。
そのため、近隣に似た外観の家が並ぶことがあります。
2つ目は、間取りの変更が難しいことです。
建売住宅はすでに建てられた状態で販売されるため、間取りを大きく変更することはできません。
外観や間取りに個性を出しにくい建売住宅は「自分らしさ」を表現したい人にとっては、物足りなさを感じる原因となります。
ステータス性が低く感じる
建売住宅が「恥ずかしい」と感じられるもう1つの理由は、ステータス性が低く感じることです。
一般的に、建売住宅は「安価で手軽に購入できる住宅」というイメージが強く、高級感や独自性を求める人にとっては物足りなさを感じさせる原因となっています。
また、コストを抑えるために外観デザインにあまりこだわっていないことが多く、洗練されたデザインや高級感のある外観を求める方にとっては期待に沿わない可能性があります。
さらに注文住宅との比較で、建売住宅に住む人に「自分の家は劣っている」という感覚を与える可能性もあります。
しかし実際には、高品質で魅力的な建売住宅も多く存在し、外観デザインにこだわった物件も増えています。
また、植栽の工夫や外壁の色変更など、購入後に個性を出す方法もあります。
建売住宅には、プロの設計者が考え抜いた使いやすい間取りや、コストパフォーマンスの高さなど、注文住宅にはない魅力もあるのです。
重要なのは「建売だから」という先入観にとらわれず、住宅の本当の価値を見極めることです。
快適な暮らしができるか、ご家族の要望に合っているか、将来の生活変化に対応できるかなど、実用面から判断することが大切です。
デザインによっては安っぽく見える場合がある
建売住宅が「恥ずかしい」と感じられる3つ目の理由は、デザインによっては安っぽく見える場合があることです。
安っぽく見えるのは主に、使用される内装材の質と設備の仕様に関係しています。
建売住宅は、コストを抑えるために比較的安価な建材を使用することがあります。
たとえば外壁材や屋根材などに、汚れ防止のコーティングなどがされていない建材は時間とともに劣化が目立ちやすくなり、家全体が安っぽく見える原因の1つです。
また、内装や設備にも安価なものを使用していることがあります。
キッチンや浴室、トイレなどの設備が、デザイン性を意識されていなかったり、壁紙や床材もベーシックなものが選ばれがちです。
上記のように、建材の質や内装・設備の仕様によっては、建売住宅が安っぽく見えることがあります。
デザイン性や高級感を重視する人にとっては「恥ずかしい」と感じる原因となる可能性があります。
ただし、これはあくまでも一般的な傾向であり、すべての建売住宅に当てはまるわけではありません。
実際に購入を検討する際は、個々の物件を内覧し、ご家族の価値観に合うかどうか判断することが大切です。
千葉県・茨城県で建売住宅をお探しの方は、日建住宅へお問い合わせください。
日建住宅は、「明るくゆとりのある空間づくり」「デザイン性の高い住宅建築」が得意な建売住宅ビルダーです。
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※当社はしつこい営業を一切行っておりません。ご質問やお悩みなど、お気軽にご相談ください。
建売住宅のメリット・デメリット
建売住宅には「恥ずかしい」と感じさせる要因がある一方で、魅力的なメリットも多くあります。
ここでは、建売住宅のメリットとデメリットを見ていきます。
建売住宅のメリット
建売住宅には主に、以下の5つのメリットがあります。
- ・コストパフォーマンスに優れている
- ・購入までの手続きが簡単
- ・購入してから入居までの期間が短い
- ・実際に物件を見て決められる
- ・土地と建物をセットで購入できる
建売住宅のデメリット
一方で、建売住宅は主に以下の4つがデメリットです。
- ・外観や間取りに個性がない
- ・ステータスが低く見えることがある
- ・工事の過程を確認できない
- ・追加工事が必要な場合がある
建売住宅を選ぶかどうかは、これらのメリット・デメリットを十分に理解した上で、ご家族の価値観や生活スタイル、予算などと照らし合わせて判断することが大切です。
建売住宅購入後の後悔を防ぐチェックポイント
建売住宅を購入した後に「恥ずかしい」と後悔しないためには、購入前にしっかりとチェックすることが大切です。
建売住宅を選ぶ際に押さえておくべき5つのポイントを紹介します。
希望する条件の優先順位を明確にする
建売住宅を選ぶ際には、ご自身やご家族の希望する条件の優先順位を明確にすることが大切です。
優先順位を決めるには、2つのステップがあります。
まず、必要な条件と妥協できる条件を明確にすることです。
たとえば、「駅から徒歩10分以内」「3LDK以上」「南向きのリビング」などの条件のうち、どれが絶対に譲れないものか、どれなら多少妥協できるかを決めておきましょう。
これにより、物件を絞り込む際の基準が明確になります。
次に、ご家族の意見を取り入れることです。
住む方全員の意見を聞くことで、後々に不満が出るのを防げます。
また、将来の生活変化も考慮に入れることがポイントです。
複数の物件や業者を比較する
建売住宅を選ぶ際は、複数の物件や業者の比較検討が重要です。
比較には、主に2つの方法があります。
1つ目は、複数の建売業者を比較検討することです。
同じ地域でも、業者によって建売住宅の品質やデザイン、価格が大きく異なることがあります。
少なくとも3社以上の建売業者の物件を見学し、比較するのがおすすめです。
これにより、価格の妥当性や品質の違いがわかりやすくなります。
2つ目は、口コミや評判を確認することです。
インターネットの口コミや、実際に購入した人の声を聞くことで、表面的には分からない情報を得られます。
たとえば、アフターサービスの質や、入居後の不具合の有無などを知ることができます。
ただし、口コミ情報は主観的なものも多いので、複数の情報源を参考にすることが大切です。
アフターサービスが充実しているか確認する
建売住宅を長く快適に使い続けるためには、アフターサービスの充実度も重要なポイントです。
保証内容の確認とアフターサービスの質の評価という2つの観点からチェックするのがおすすめです。
まず、保証内容について一般的な建売住宅では、構造躯体の10年保証は法律で定められていますが、それ以外の部分の保証内容は業者によって異なります。
設備機器の保証期間や、外壁の塗り替えなどの扱いについて、詳しく確認しておきましょう。
次に、アフターサービスの質をチェックしましょう。
入居後のトラブルには迅速に対応してくれるか、定期的なメンテナンスの予定など、具体的なサービス内容を確認するのが大切です。
間取りや生活動線を細かく確認する
建売住宅は間取りの変更が難しいため、購入前に間取りや生活動線を細かく確認することが重要です。
実際の生活をイメージすることと、生活動線の利便性を考慮することの2つの視点から確認するのがポイントです。
モデルルームや完成した建売住宅を見学する際は、ご家庭の家具を置けるかメジャーで測ったり、日常の動きをシミュレーションしたりしてみましょう。
キッチンでの料理や洗濯物を干す動線などをイメージすることで、実際に暮らし始めてから気になりそうな点を事前に把握できます。
また、収納スペースの配置や窓の位置なども重要なポイントです。
とくに建売分譲地の場合は、実際に住んでいるシーンをイメージしながら間取りを確認しましょう。
こちらの動画で、建売分譲住宅の間取りを確認できます。
余裕のある資金計画を立てる
後悔しない建売住宅購入のために意外と忘れがちなのが、余裕のある資金計画を立てることです。
予算内での購入を心がけつつ、追加費用も見込んだ計画を立てることがポイントとなります。
住宅ローンを組む際は、返済額が手取り収入の25%を超えないようにするのが一般的で、将来の収入減少や金利上昇なども考慮に入れた余裕のある計画が必要です。
建売住宅の購入時には物件価格以外にも、仲介手数料・登記費用・引っ越し費用などが追加でかかることを忘れてはいけません。
費用を事前に調べ、総額の10〜15%程度を追加の予算として確保しておくと安心です。
以上の5つのチェックポイントを押さえることで「恥ずかしい」と感じることなく、長く愛着を持って暮らせる建売住宅を見つけられます。
千葉県・茨城県で建売住宅をお探しの方は、日建住宅へお問い合わせください。
日建住宅は、「明るくゆとりのある空間づくり」「デザイン性の高い住宅建築」が得意な建売住宅ビルダーです。
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建売住宅に関するQ&A
最後に、建売住宅を検討している方から日建住宅がよくいただく質問・回答を紹介します。
建売住宅をおしゃれにする方法は?
建売住宅は個性が乏しいというイメージがありますが、工夫次第でとてもおしゃれな住まいにできます。
(例)
- ・植栽を活用して個性を演出する:玄関アプローチに季節の花を植えたり、シンボルツリーを置いたりすることで、特別な雰囲気を演出できます。
- ・外壁や植栽をライトアップする:夜間の外観も重要で、適切な照明により昼間とは違った魅力的な外観を作れます。防犯効果も期待できる一石二鳥の方法です。
- ・室内の間接照明や家具にこだわる:間接照明を上手に使えば空間の雰囲気を大きく変えられ、こだわりの家具で自分らしい空間づくりが可能です。
工夫によっては、建売住宅でも十分におしゃれで個性的な住まいを作れます。
建売住宅と注文住宅の違いは何ですか?
建売住宅の特徴は以下の通りです。
- ・すでに建てられた住宅を購入
- ・価格が比較的安い
- ・短期間で入居可能
- ・実物を見て確認できる
一方で注文住宅の特徴は以下の通りです。
- ・希望を反映させて一から建てる
- ・デザインや間取りの自由度が高い
- ・建築期間が長い
- ・コストが高くなる傾向
建売住宅と注文住宅、どちらを選ぶかは個人の価値観やライフスタイル、予算によって変わってきます。
建売住宅は「恥ずかしい」ものではなく、むしろ多くの人にとって魅力的な選択肢となる可能性があります。
大切なのは、ご家族にとって何が重要かをしっかりと見極め、納得のいく選択をすることです。
まとめ
建売住宅の購入を検討中の方へ「恥ずかしい」と言われる理由、メリット・デメリット、後悔しないための選び方のポイントなどを解説してきました。
建売住宅は「外観や間取りの個性」「コストパフォーマンス」「購入手続きの簡便さ」「入居までの期間」「実物確認の可否」など、さまざまな観点から検討する必要があります。
今回紹介した情報を、ご家族にとって長く愛着を持って暮らせる建売住宅選びの参考にしていただけると幸いです。