COLUMN コラム

2024.08.07

建売住宅の賢い選び方とは|5つの事前準備と物件・不動産会社選びのポイント

建売住宅の賢い選び方とは

「建売住宅の購入を失敗したくないけど、具体的な選び方がわからない」という方はいませんか。

何となく要望に近いと感じた建売住宅を購入すると、入居後に後悔する可能性があるため、慎重に物件選びをすることが大切です。

 

そこで今回は、建売住宅の賢い選び方を徹底解説します。

建売住宅を選ぶ前の事前準備から物件の選び方、良い不動産会社の特徴までお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

賢く建売住宅を選ぶための事前準備【5ステップ】

建売住宅購入の事前準備

建売住宅を選ぶ前に、5つのステップに沿って事前準備をしていきましょう。

事前準備をすることで、住まいに関する考えがまとまるため、自分達に合った建売住宅や不動産会社が選びやすくなります。

 

STEP① 建売住宅に対する要望を出す

まずは、住まいに対する要望を家族で出し合いましょう。

具体的な要望を考える前に、購入する建売住宅でどのような暮らしをしたいかを考えることが大切です。

 

  • ・明るいリビングでゆったり過ごしたい
  • ・友人とホームパーティーやBBQをしたい
  • ・自宅での仕事環境を整えたい
  • ・家事を効率化して趣味を充実させたい
  • ・ペットと庭で走り回れるようにしたい

 

マイホームでの理想の過ごし方を考えてみると、建売住宅に求めるものが見えてきます。

ライフスタイルのイメージが付いたら、具体的な要望を出してみましょう。

 

  • ・必要な部屋数・収納量:家族の個室と客間があるかなど
  • ・理想の間取り:大空間のリビング、リビング階段など
  • ・+αのスペースの必要性:趣味部屋・土間収納など
  • ・希望するデザイン:モダン・シンプル・ナチュラルなど
  • ・暮らしやすい動線:水回りがまとまっている、玄関と洗面所がつながっているなど
  • ・日当たりの良さ:吹き抜け・大きな窓があるなど
  • ・住宅性能:耐震性・断熱性が高いなど
  • ・設備:水回り設備の仕様、オール電化・ガス併用など

 

収納はしまうものを具体的に想定し、どこにどのくらいの量が必要なのか考えましょう。

今のお住まいの不満点などをベースに考えてみると、より具体的な案が出るかもしれませんので、考えてみてくださいね。

 

STEP② 立地・敷地に対する要望を出す

続いて、立地や敷地に対する要望を出していきましょう。

 

  • ・具体的なエリア
  • ・通勤・通学にかかる時間
  • ・駅・バス停までの距離
  • ・周辺の雰囲気
  • ・商業施設・役所・病院などの距離
  • ・前面道路の交通量
  • ・敷地の広さ(駐車スペース・庭はどのくらい欲しいか)

 

周りは閑静な住宅地が良いのか、買い物できる施設が近くにあった方が良いのかなど、具体的なイメージを膨らませましょう。

初めはエリアを絞りすぎず広範囲で検討した方が、希望に合った建売住宅が見つかるケースも少なくありませんので、意識してみてくださいね。

 

STEP③ マイホーム購入の予算を考える

続いて、マイホーム購入の具体的な予算を考えていきましょう。

まず初めに、住宅ローンを組むのか、頭金はどのくらい出すのかを考えてみてくださいね。

 

ローンを組む場合は、次のような内容を考えます。

 

  • ・月々の返済可能額
  • ・ボーナス時の返済可能額(採用する場合)
  • ・返済期間はどのくらいにするか

 

予算を数千万円と決めても具体性がなく、無理のない金額なのか分かりにくいですよね。

月々の支払いに換算してイメージしやすい金額で考えることが大切です。

戸建て住宅は、メンテナンス費用・固定資産税・火災保険料などをご自身で計画的に貯蓄する必要があるため、余裕を持った返済計画を立てましょう。

 

また、頭金は引越しや家具・家電購入などの費用も想定して、支払う金額を考えてみてくださいね。

 

STEP④ 将来的なライフスタイルの変化を考える

建物・立地・資金の想定ができたら、将来的なライフスタイルの変化を考えていきましょう。

今現在のことを考えた要望・資金計画では、購入後に後悔する可能性があります。

 

家族が増える可能性がある、または数年後にはお子さまが独り立ちする可能性があるかによって、必要な部屋数や広さは変わりますよね。

また、将来的には住み替える計画があるなら、売却しやすい立地・間取りの物件の方が良いかもしれません。

生涯住み続ける予定なら、老後も身体に負担がかかりにくい間取りなら安心です。

 

将来どのような暮らしを想定しているかによって、購入すべき建売住宅は変わります。

今の住み心地はもちろん、未来の家族のライフスタイルも考えてみましょう。

 

STEP⑤ 入居までのスケジュールをイメージする

最後に、入居までのスケジュールをイメージします。

完成している建売住宅は、スムーズに手続きが進めば契約から1~2ヵ月後には引渡しが可能です。

一方で、建築中の建売住宅は、契約してから数ヵ月間は待たなければなりません。

 

お子さまの入学や賃貸住宅の更新など、入居までに期限がある場合は、あらかじめ不動産会社に伝えられるようにしておきましょう。

明確な期限がない場合でも、入居のタイミングを大まかに決めておくことで、計画的に動きやすくなりますので考えてみてくださいね。

 

千葉県・茨城県で建売住宅をお探しの方は、日建住宅へお問い合わせください。

事前準備の段階からサポートし、プロの目線からお客様に合った建売住宅をご提案させていただきます。

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建売住宅の賢い選び方|意識すべき5つのポイント

おしゃれな建売住宅

事前準備が完了したら、実際に建売住宅を選んでいきます。

失敗しないための賢い選び方のポイントを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

①希望する条件には優先順位をつける

建売住宅を探す際には、希望する条件の優先順位を付けておくことが大切です。

事前準備で挙げた要望を全て満たす建売住宅を探すことは難易度が高く、なかなか購入まで至らないケースも少なくありません。

必ず満たしたい条件をピックアップし、その他の条件には優先順位を付け、自分達にとって良い物件を見定められるようにしておきましょう。

 

②資料で部屋数・駐車台数が家族構成に合っているかをチェック

実際に内見に行く前に、資料をみて部屋数や収納量、駐車可能台数などの情報はチェックしておくことが大切です。

せっかく時間をつくって内見に行っても、そもそも希望する部屋数と異なっていたら時間の無駄になってしまいます。

 

ただし、部屋の広さは形状などによって感じ方が異なるため、一概に条件が合わないからと言って内見しないことはおすすめしません。

同じ6畳の寝室でも形状によって置けるベッドサイズは異なりますし、吹き抜けや大きな窓があるLDKなら、開放感があって実際の畳数よりも広いと感じることが多いからです。

 

資料から分かる基本的な物件情報を確認し、内見すべき建売住宅を見極めてみてくださいね。

 

③内見ではチェックするポイントを明確に

実際に内見したい物件が見つかったら、チェックするポイントを明確にしておくことが大切です。

 

  • 内装や外観デザイン
  • ・広さや動線の感覚
  • ・日当たりや風通し
  • ・設備の使い勝手
  • ・お手入れのしやすさ
  • ・周囲の雰囲気
  • ・キズや汚れ

 

実際の建物を見て、好みのデザインなのか、ライフスタイルに合った間取りなのかを確認しましょう。

周辺の雰囲気や日当たり・風通しは実際に現地に行かないと分からないポイントです。

 

案内してくれるスタッフに許可を取り、ドアや収納扉、窓の開け閉めなどのしやすさなども確認しましょう。

可能な範囲で設備の使い勝手も確認しておくと、入居後の後悔を減らすことができます。

キズや汚れ、不具合などは内見時に指摘すれば対応してくれるケースがほとんどなので、気になる箇所は確認してみてくださいね。

 

④目に見えない耐震性・断熱性も確認する

建売住宅を選ぶときは、住宅性能にも目を向けることが大切です。

例えば、地震に強い家を選びたいなら、耐震等級3の基準を満たした建物を選ぶことをおすすめします。

参照:新築住宅の住宅性能表示制度かんたんガイド|国土交通省

 

また、サッシや断熱材によって、住まいの断熱性能は大きく変わります。

断熱性能の高い家は、快適に過ごせるのはもちろん、光熱費の節約につながるメリットも。

 

他にも、耐久性や防音性、防蟻性など気を付けたいポイントはたくさんあります。

住宅性能は内見しただけでは分からないため、スタッフへ詳しく確認してみてくださいね。

 

⑤自然災害に対するリスクチェックも忘れずに

気に入った建売住宅が見つかったら、自然災害に対するリスクもチェックすることが大切です。

役所のホームページなどでハザードマップを確認し、どのような災害リスクがあるのか、想定される被害はどの程度なのかを確認してください。

 

過去の豪雨被害や周辺の冠水情報などを調べてみることもおすすめします。

また、おおよその地盤の強さは、地盤調査会社のホームページで過去のデータを確認することが可能です。

 

想定される被害の程度によって、他の物件を検討したり地震保険などの内容を手厚くしたりするなど、対策を考えましょう。

 

千葉県・茨城県で建売住宅の購入を検討中の方は、日建住宅へお問い合わせください。

日建住宅は、品質と価格の最適なバランスを考えた住まいづくり、お客様のご要望に合わせた建売住宅のご提案をしております

 

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良い不動産会社に共通する6つのポイント

優良な不動産会社が建築した建売住宅

理想の建売住宅を探すためには、優良な不動産会社に出会うことも大切なポイントです。

良い不動産会社に共通するポイントを紹介しますので、参考にしてみてくださいね。

 

①物件数・施工実績が豊富

施工事例が豊富な不動産会社は、たくさんのお客様から信頼を積み上げてきた実績があります。

豊富な経験から、お客様が求める間取りやデザイン、設備を察知して住宅に取り入れていることが多いです。

また、地域に根付いた会社は土地にも強いため、立地の良い建売住宅を紹介してくれる確率も高まります。

 

②標準仕様が充実している

標準仕様が充実しているかどうかも、会社を見極める際の大切なポイントです。

建売住宅では、価格の安さを売りにしている会社も少なくありません。

しかし、安すぎる建売住宅は標準仕様や性能のグレードが低いケースが多く、住んでから後悔することも。

お客様の暮らしやすさを考え、適切な仕様をチョイスしている優良な会社を選びましょう。

 

③メンテナンスのことを考慮した素材選びをしている

お客様の入居後の暮らしまで考えている会社は、メンテナンス費用を抑えた家づくりをしています。

例えば、10年に1度メンテンナンスが必要な外壁を使った建売住宅は、購入金額は低かったとしても入居後の出費が多いです。

一方、20~30年に1度の再塗装で良い外壁なら、住んだ後の費用負担は少なくて済みますよね。

長い目で見たときのメリットを考えて、素材選びをしてくれている会社を選びましょう。

 

④アフターサービスなど入居後のサポートが充実

優良な会社は、アフターサポートが充実している点も特徴です。

何かトラブルが起きたときに駆けつけてくれて、自社の保証制度が整っている会社なら安心ですよね。

闇雲にエリア展開している会社ではなく、お客様のことを第一に考えて地域密着で活躍している会社を見つけてみてくださいね。

 

⑤自社で施工管理している

自社で施工管理しているかどうかも大切なポイントです。

中には、施工管理は下請けの会社へ丸投げし、販売しているケースもあります。

建売住宅は、完成後に購入を決めることが多いため、建築中の様子を確認することができませんよね。

自社で責任をもって施工管理し、建築中も検査などを行っている会社を選び、品質が保たれた建売住宅を購入しましょう。

 

⑥間取り・デザインなど明確な強みがある

建売住宅は、万人が暮らしやすい住まいを建築することが一般的なため、特徴のない家づくりをしている会社も少なくありません。

一方で、優良な会社は自社の建物に自信があり、間取り・デザイン・性能などの強みを持っています。

ホームページや過去の施工事例などを見て強みを探し、自分達の求める住宅を建てている会社を探しましょう。

 

日建住宅の施工事例はこちら

 

ぜひ動画でも、建売住宅の間取りやデザインをチェックしてみてくださいね。

 

千葉県・茨城県で建売住宅の購入を検討中の方は、日建住宅へお問い合わせください。

日建住宅は、「明るくゆとりのある空間づくり」や「デザイン性の高い住宅建築」が得意な建売住宅ビルダーです。

 

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まとめ

おしゃれで暮らしやすい建売住宅を見つけたいなら、賢い選び方を知って実践することが大切です。

ご自身が求める要望にマッチした強みを持ち、住宅性能やアフターサポートまで力をいれた会社の建売住宅を選びましょう。

今回ご紹介した情報が、ご家族にとって長く快適に暮らせる建売住宅選びの参考にしていただけると幸いです。

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