2024.09.10
【建売住宅はやめたほうがいい】はホント?指摘される6つの理由、防ぐ5つの対策を解説
「建売住宅はやめたほうがいい」
こうした指摘を聞くことがあります。
建売住宅は購入価格が安価に済み、建築済みの家を目で見て検討できますが、どうして「やめたほうがいい」と言われるのでしょうか。
本記事では、「やめたほうがいい」とされる理由と対策、建売住宅ならではのメリットについて解説します。
注文住宅と建売住宅、どちらを選択するべきか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
Contents
建売住宅ってどんな家?
建売住宅とは、土地と建物がセットになって販売される方式の住まいです。
外観や間取り、仕様を個別に決めていく注文住宅とは異なり、家づくりの自由度が低くなる一方で住宅の取得費用を抑えられる特徴があります。
似た言葉に分譲住宅があります。
分譲住宅は大規模に開発した宅地に多数の建売住宅を建てることを指し、建売住宅の一種といえる方式です。
〈関連ページ〉注文住宅のようにおしゃれな建売住宅の特徴|建売住宅と注文住宅の違い・見学時に確認すべき3つのポイント
「建売住宅はやめたほうがいい」指摘される6つの理由
「建売住宅はやめたほうがいい」と指摘されるのはどうしてなのか、主だった6つの理由を紹介します。
- ・外観・内装のデザインに満足できない
- ・安っぽく見える
- ・性能が低い
- ・好みの間取りを選べない
- ・手抜き工事が心配になる
- ・立地を選べない
外観・内装のデザインに満足できない
1つ目の理由は、外観・内装のデザインに満足できない点です。
建売住宅は画一的なデザインの住まいを一挙に建てる場合が多く、似たデザインの住まいになりがちです。
個性的なデザインや好みのデザインの方向性が決まっている場合は、建売住宅のデザインに満足できないことがあります。
安っぽく見える
2つ目の理由は、建売住宅の外観・内装が安っぽく見えることです。
建売住宅は予算を抑えて建築されることが多く、安価な建材が使用されることも多くなります。
素材などにこだわった注文住宅と比較して、安っぽさを感じてしまうことがあります。
性能が低い
3つ目の理由は、建売住宅の性能が低いケースがあることです。
予算を抑えて建築される注文住宅は、コストダウンの影響が断熱性や耐震性などの基本性能にも影響を与えることがあります。
断熱材や窓の性能が低ければ「暑い」「寒い」、耐震性が低ければ地震のとき建物への被害が大きくなるなど影響が出てしまいます。
▶建売住宅でも「高い耐震性」「省エネ性能」日建住宅の家づくりについて
好みの間取りを選べない
4つ目の理由は、好みの間取りを選べないことです。
建売住宅は設計・建築後に販売されますので、購入後に柱や壁の位置を変更することはできません。
「吹き抜けにしたい」「LDKがつながった広々した空間にあこがれる」このように理想の間取りがあっても、建売住宅の間取りと合致しない場合満足度が低くなります。
手抜き工事が心配になる
5つ目の理由は、手抜き工事が心配になることです。
注文住宅は設計後の各段階を、工事中に自身で確認することができます。
一方で建売住宅は完成後の姿しか確認できませんので、万が一業者が手抜き工事をしていても分からず不安に感じることがあります。
土地を選べない
6つ目の理由は、土地を選択できないことです。
「高台の土地がいい」「家庭菜園できる広々した庭が欲しい」こうした要望を持っていても、建売住宅の場合は決められた土地から選ぶことになりますので、立地や外構についての希望を叶えられないことがあります。
このように建売住宅には、複数のデメリットといえる特徴がありますので「やめたほうがいい」と指摘されます。
一方で、紹介した特徴に当てはまらない建売住宅のメーカーもあります。
建売住宅のデメリットを抑え、メリットを感じられる会社を探している方は、日建住宅までお気軽にご相談ください。
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※当社はしつこい営業を一切行っておりません。ご質問やお悩みなど、お気軽にご相談ください。
建売住宅ならではのメリットも確認
このように、建売住宅には「やめたほうがいい」と指摘される理由が複数あります。
一方で建売住宅ならではの”メリット”もありますので、確認した上で注文住宅と建売住宅、どちらを選ぶか決めましょう。
- ・建物の状態を見てから購入できる
- ・建物・土地の価格が安い
- ・住宅の仕様を決める手間がかからない
- ・土地探しの手間が省ける
- ・ニーズの高い間取りになっている
- ・周辺環境が整っていることが多い
- ・売却時に比較的高く売れる
建売住宅を選択する場合、こうした7つのメリットがありますので迷っている場合の参考にしてください。
特に効果を高く感じられるのは、建物と土地の価格が安いことです。
打ち合わせなどの回数が少ない建売住宅は、注文住宅と比較して人件費をはじめとする費用を節約できます。
このため住宅の購入費用を抑えられ、引っ越し後の生活費や家具購入費、旅行費用や教育費といった生活を豊かにするための費用に回せます。
〈関連ページ〉建売住宅・注文住宅の価格差はいくら?全国平均・地域ごとの価格差を比較
「建売住宅はやめたほうがいい」を防ぐ対策を解説
記事の終わりに、「建売住宅はやめたほうがいい」と指摘されない、建売住宅の購入に満足を感じるための対策を紹介します。
建売住宅ならではのメリットを正しく把握する
建売住宅で満足するためには、紹介した建売住宅のメリットを正しく把握することが大切です。
「安価に一戸建てを建てたい」「実物を見ながら家を検討したい」こうした方針であれば、注文住宅より建売住宅の方が適していることも。
家づくりの方向性が建売住宅の特徴と合っているか確認しましょう。
家づくりをする目的を明確にする
大切なことは、家づくりを始める理由を明確にすることです。
「子どもがのびのび暮らせる広めの家がいい」「アパートより断熱性に優れた家に住みたい」このような目的であれば、注文住宅でなく建売住宅でも目的を達成できる可能性があります。
一方で地下室を作る、音響に配慮した部屋を作るなど、特殊な要望を満たすには注文住宅が適していることも。
ライフスタイルに合致し、家づくりを始めた目的を満たせる住まいにしましょう。
〈関連ページ〉建売住宅の賢い選び方4つのポイント|事前に確認しておくことやよくある失敗例も解説
デザイン性の高い会社を選択する
外観や内装にこだわりつつ安価に家を建てたい場合は、デザイン性の高い会社に依頼しましょう。
建売住宅を建てるビルダーであっても、優れた外観・内装を持つ家を建てる会社はあります。
予算を抑えつつ理想のデザインの家に住みたいなら、施工事例を確認してデザイン性の高い会社を選びましょう。
間取りが希望に合う会社を選ぶ
住まいのデザインのほか、間取りの希望が合致するのか確認することも大切です。
間取りは住み始めてからの使い勝手に直結するため、特にこだわりたい箇所です。
建売住宅の場合は間取りを選べませんので、建売住宅を選ぶなら複数の会社を巡り、設計者の間取りの考え方と施主の考え方が合致する会社を選びましょう。
ハウスメーカー選びを大切にする
最後に、ハウスメーカー選びを慎重にすることが最も重要です。
建売住宅といっても、会社によって住宅の雰囲気は異なります。
デザイン性の高い家を得意とする会社もあれば、間取りづくりが得意で万人に使いやすい間取り設計が得意な会社もあります。
ご家族の目指す家づくりと方針が合う会社であれば、家づくりの満足度を高めることが可能です。
〈関連ページ〉建売住宅の賢い選び方とは|5つの事前準備と物件・不動産会社選びのポイント
千葉県・茨城県で費用を抑えつつ、デザイン性の高い家を建てたい方は、日建住宅の建売がおすすめです。
より詳しく施工事例や性能について知りたい方は、メールやお電話にてお気軽にご相談ください。
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まとめ│慎重に検討して満足度が高い建売を選ぶ
「建売住宅はやめたほうがいい」こうした指摘があることに対して、その理由や満足度を高めるための対策、建売住宅ならではのメリットなどについて解説しました。
建売住宅とひと括りにして評価されがちですが、実は会社によってデザイン性や間取りづくり、性能や質感などは異なります。
ご家族の目指す家づくりに合致する建売住宅の会社が見つかる可能性もあり、その場合コストパフォーマンスが高く満足度の高い家づくりが期待できます。
「建売住宅だから」と敬遠せず、注文住宅、建売住宅を問わず、広く施工事例を見たり、モデルハウスを見学したりして一戸建ての夢を実現しましょう。