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2024.09.06

建売住宅の賢い選び方4つのポイント|事前に確認しておくことやよくある失敗例も解説

建売住宅の賢い選び方4つのポイント|事前に確認しておくことやよくある失敗例も解説

建売住宅の購入を検討中の方の中には、失敗しないために賢い選び方をしたいとお考えの方も多いのではないでしょうか。

立地・デザイン・品質・価格など考慮すべきポイントは多くあり、事前の準備と適切な判断基準が不可欠です。

そこで今回は、千葉県・茨城県で数多くの分譲地を開発・販売してきた建売住宅ビルダー「日建住宅」が、賢い建売住宅の選び方を4つのポイントに絞って徹底解説します。

チェックポイントや失敗例も交えながらお伝えするので、ぜひ理想のマイホーム選びの参考にしてください。

事前に確認しておくべきこと

ブラックでおしゃれな外観の建売住宅|千葉県・茨城県の建売分譲住宅

建売住宅は、複数のメーカーが多くの物件を建てているため、効率的に探さなければ多くの時間がかかってしまいます。

まず、建売住宅を探し始める前に、以下のポイントごとにイメージを固めるのが有効です。

  • ・優先順位
  • ・住宅ローンの予算
  • ・間取りの広さ
  • ・価格だけで決めない

 

優先順位

理想の建売住宅を選ぶためには、まずご家族全員の希望をリストアップし、その中から譲れない条件と妥協できる条件を整理するのがポイントです。

最低限叶えたい条件を決めておけば、数ある物件の中から候補を絞り込み、住宅選びをスムーズに進められます。

なかでも立地周辺環境は日常生活に直結するため、通勤・通学時間やスーパーへのアクセスなど、ご家族全員が納得のいく選択をしましょう。

 

住宅ローンの予算

事前に住宅ローンの予算を決めておくと、あとから予算オーバーで購入を断念することが無くなります。

まずは返済シミュレーションをして、無理のない借入額を設定するのがおすすめです。

一般的に住宅ローン借入額の目安は、年収の5〜6倍とされています。

住宅の広さや設備グレードによって価格が大きく変わるため、優先順位を考慮したうえで予算内に収まる物件に絞りましょう。

 

間取りの広さ

家族構成によって必要な間取りは異なります。

たとえば四人家族なら3LDKでも十分ですが、ゆとりのある暮らしを希望するご家族には4LDKがおすすめです。

将来的な家族構成の変化も見据えて、必要十分な広さを確保することが後悔しない住宅選びにつながります。

また在宅ワークやお子様の勉強スペースなど、ライフスタイルに合わせた間取りを選ぶこともポイントです。

 

価格だけで決めない

比較的安い建売住宅でもきれいな外観をしているので、価格重視で検討している方もおられるのではないでしょうか。

しかし、価格が安いのは企業努力の他に、住宅の性能を落としている可能性があります。

住宅の断熱性能耐震性能など、ご家族が安心して快適に暮らせるかどうかを、ホームページや担当者から確認しましょう。

 

全国の建売住宅の価格や注文住宅とどちらがお得なのかについて、こちらで解説しています。

〈関連ページ〉建売住宅・注文住宅の価格差はいくら?全国平均・地域ごとの価格差を比較

 

千葉県・茨城県で建売住宅をお探しの方は、日建住宅へお問い合わせください。

日建住宅は、「明るくゆとりのある空間づくり」「デザイン性の高い住宅建築」が得意な建売住宅ビルダーです。

 

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※当社はしつこい営業を一切行っておりません。ご質問やお悩みなど、お気軽にご相談ください。

 

建売住宅の賢い選び方:立地条件

建売住宅の賢い立地条件の選び方|千葉県・茨城県の建売分譲住宅

ここからは「立地条件」「デザイン」「品質」「その他」の4つに分けて、建売住宅を賢く選ぶためのポイントを解説します。

まず、どれだけ住宅が優れていても変えられない立地条件について、賢く建売住宅を選ぶための、以下のポイントを解説します。

  • ・周辺の環境
  • ・災害リスク
  • ・日当たり
  • ・風通し

 

周辺の環境

建売住宅選びでは、日常生活の利便性を左右する周辺環境のチェックが欠かせません。

スーパーや病院、学校、職場までの距離や交通アクセスを確認し、ご家族全員が無理なく通える立地かどうかを見極めることが大切です。

通勤・通学時間が長すぎると、毎日の生活に大きな負担がかかってしまいます。

 

災害リスク

建売住宅を選ぶ際は、洪水や土砂災害などの自然災害リスクが低い立地かどうかも重要なポイントです。

まずは購入を検討している土地の近くに、氾濫する危険性のある河川がないか、地盤が緩くないかを確認しておきましょう。

加えて、ハザードマップを活用して、過去の被災履歴や危険度の高いエリアを把握しておくことも災害対策上有効です。

国土交通省が提供する「ハザードマップポータルサイト」では、住所や地図から災害リスク情報を簡単に調べられます。

〈引用〉国土交通省 ハザードマップポータルサイト

 

日当たり

建売住宅の方角や間取り、周辺の建物との位置関係によって、日当たりが左右されます。

部屋の採光は、暮らしの快適さに直結する大切なポイントです。

可能であれば朝日が入るかどうか、日中のリビングに十分な明るさが確保できるかなど、時間帯を変えて複数回現地を訪れ、実際の日当たりをチェックしましょう。

 

風通し

日当たり同様に風通しも建売住宅の快適性に影響します。

間取りや窓の配置住宅の立地によって、風通しは左右されます。

良好な風通しを確保するためには、窓を開けたときに部屋の空気がスムーズに入れ替わる窓の配置になっているかどうかがポイントです。

風通しのチェック方法としては、内見の際に実際に窓を開けて通風具合を体感するのがおすすめです。

 

建売住宅の賢い選び方:デザイン

建売住宅の賢いデザインの選び方|千葉県・茨城県の建売分譲住宅

一見似たように見える建売住宅でも、デザイン性と機能性の両面から見ると、快適さや使い勝手に大きな違いが出てきます。

賢く建売住宅を選ぶための、以下のポイントをチェックします。

  • ・快適さ
  • ・間取り
  • ・収納
  • ・設備

 

快適さ

建売住宅の快適さを左右するのは、単に広さや設備だけではありません。

心地よい光や風、ゆとりある空間なども大切な要素です。

リビングに大きな窓を設けて日差しを取り込み、家族団らんのスペースに適度な広がりを持たせることで、リラックスして過ごせる居心地の良さが生まれます。

また吹き抜けを取り入れることで開放感が増し、ご家族で楽しく過ごせます。

 

間取り

建売住宅の間取りは、日々の暮らしの利便性に直結する重要な要素です。

とくに家事動線の効率化は、ご家族の負担軽減につながるポイントです。

キッチン・お風呂・洗面所・トイレなどの水回りを一か所にまとめることで、無駄な移動が減り、スムーズな家事動線が実現します。

さらに、キッチンからリビングが見渡せる対面式のオープンキッチンなら、料理をしながらご家族とコミュニケーションを取ったり、お子様の様子を見守ったりできるのでおすすめです。

 

収納

収納スペースが足りずに後悔するケースは多いため、実際の生活をイメージして、収納の位置や量が考えられているかどうかも要チェックです。

基準になるのは建物の床面積に対する収納面積の割合で、理想は全体の10%〜15%程度の収納面積とされています。

たとえば、50坪(約165㎡)の住宅なら、5〜7.5坪(約16〜25㎡)の収納スペースが目安になります。

また、収納の使いやすさも重要です。

高さのある収納や引き出し式の収納など、スペースを有効活用できる工夫がされているかチェックしましょう。

 

設備

毎日を心地よく過ごすためには、水回りを中心とした設備の仕様がポイントになります。

建売住宅を選ぶ際は、以下の設備の仕様をチェックし、使い勝手の良さそうな物件を選びましょう。

  1. 1. キッチン:食洗機や掃除が楽なレンジフードなど
  2. 2. 浴室:冬も温かく快適な高断熱浴槽や、お手入れしやすい床材など
  3. 3. 洗面台:鏡の裏に収納できる3面鏡や、タオルや着替えがたっぷり入る大容量の収納など
  4. 4. トイレ:便利なフタの自動開閉機能や、節水効果の高いエコな設備など

 

建売住宅の賢い選び方:品質

建売住宅の賢い品質の選び方|千葉県・茨城県の建売分譲住宅

せっかく建売住宅を購入するなら、長く安心して暮らせる品質の高さは欠かせません。

住宅の品質を見極めるためには、以下のポイントを確認しましょう。

  • ・耐震性
  • ・断熱性・気密性
  • ・セキュリティ
  • ・外壁・外構

 

耐震性

地震大国である日本では、耐震性能はとくに重要な要素です。

耐震性能は、建物の耐震等級で確認できます。

  • ・耐震等級1:建築基準法の最低基準
  • ・耐震等級2:建築基準法の1.25倍の強度
  • ・耐震等級3:建築基準法の1.5倍の強度

耐震等級が高いほど、地震時の建物の変形が小さくなり、倒壊のリスクが低くなります。

 

断熱性・気密性

断熱性と気密性は、住宅の快適性を大きく左右します。
断熱性や気密性が高ければ、夏の暑さ・冬の寒さの影響を受けにくく、エアコンなどの空調効率も良くなるため、1年中快適に過ごせます。

また、断熱性が高いと部屋間の温度差が小さくなるので、ヒートショックなどによる健康被害のリスクが減少し、ご家族の安全で快適な暮らしを実現できます。

 

セキュリティ

ご家族の安全を守るうえで、住宅のセキュリティ対策は欠かせません。

ピッキングによる被害を防ぐスマートキーや、侵入者を寄せ付けない人感センサーライトなど、空き巣対策がどの程度施されているかをチェックしておきましょう。

 

外壁・外構

住宅の外観の美しさを長く保ち、快適な生活をサポートしてくれる外構設計は、建売住宅選びの大切なポイントです。

見た目の良さだけでなく、メンテナンスのしやすさや生活の利便性も考慮しましょう。

たとえば、セルフクリーニング効果のある外壁材は雨で汚れが落ちる性質があり、美しさを保ちやすいです。

また、宅配便の利用が多いご家庭は、宅配ボックスが備え付けられているかもチェックしておきましょう。

 

建売住宅の賢い選び方:その他

明るい建売住宅の内装|千葉県・茨城県の建売分譲住宅

ここからは、建売住宅選びで見逃せない、その他のポイントを解説します。

  • ・資金計画
  • ・住宅会社の実績
  • ・品質管理
  • ・保証
  • ・アフターフォロー

 

資金計画

建売住宅を購入する際は、返済計画をしっかり立てて、無理のない住宅ローンを組むことが大切です。

住宅ローン借入額の目安は年収の5〜6倍、月々の返済額は月収の20%以内が理想とされています。

たとえば、年収500万円の場合、借入額は2500〜3000万円程度、月々の返済額は8〜9万円程度が無理のない範囲と言えます。

また、ご家族の収入状況や将来設計に合わせて、適切な金利タイプを選ぶのもポイントです。

  • ・固定金利:返済額が変わらず、長期的な計画が立てやすい
  • ・変動金利:当初の金利が低いが、将来の変動リスクがある

 

月々の支払いに影響する頭金を入れるかどうかについて、こちらで解説しています。

〈関連ページ〉頭金なしで住宅ローンを組んで後悔する人しない人|メリット・デメリットや注意点を解説

 

住宅会社の実績

選んだ建売住宅を手がけたメーカーの実績や評判も見逃せません。

建売住宅の建設戸数が多ければ多いほど、ノウハウが蓄積されており、また事業年数が長い会社は、安定性が高い傾向にあります。

1つの基準として、省エネ性能や耐震性能に関する自社基準を設けている会社は、品質に対する意識が高いと言えます。

過去の評判や口コミも、住宅の実際の品質や会社の対応を知るうえで貴重な情報源です。

 

品質管理

住宅の品質管理の徹底具合は、長期的な住み心地と資産価値を大きく左右します。

住宅会社が明確な施工基準を設けているかどうかは、品質管理の重要な指標です。

たとえば、自社独自の品質管理システムを導入し、各工程で確認している会社は、品質管理への意識が高い傾向にあります。

自社による品質管理に加えて、JIO(日本住宅保証検査機構)などの第三者機関による現場検査を受けているか確認しましょう。

 

保証

アフターサービスの充実度を測る意味でも、各種保証の有無と内容は建売住宅選びの大切なポイントです。

充実した保証があれば、将来的な不安を軽減し、長期にわたって安心して暮らせます。

  • ・構造体の長期保証:柱・梁・基礎などに関する10年以上の長期保証
  • ・地盤保証:とくに軟弱地盤や埋立地などで重要
  • ・設備や内装の保証:給排水などの設備、クロスや床材などの不具合への保証
  • ・瑕疵保険への加入:万が一住宅会社が倒産しても保証が継続される

 

アフターフォロー

建売住宅は建てて終わりではなく、住み始めてからが本当のスタートです。

定期点検や緊急時の対応、保証期間終了後のサポートなどのアフターフォローの体制を確認しておきましょう。

充実したアフターフォロー体制のある住宅会社の建売住宅を選ぶことで、長期にわたって安心して快適に暮らせます。

 

千葉県・茨城県でマイホームを検討中の方は、日建住宅へお問い合わせください。

日建住宅では、お客様の住宅に何かあった際にすぐに駆けつけられる体制を整えています。

 

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建売住宅選びでよくある失敗例

建売住宅の外観アップ|千葉県・茨城県の建売分譲住宅

せっかく建売住宅を購入しても、入居後に後悔するケースは少なくありません。

ここでは、建売住宅選びでよくある失敗例を紹介します。

 

隣の住宅が近い

建売住宅では、敷地の有効活用のため隣接住宅との距離が近い傾向にあります。

隣家からの視線が気になったり、窓を開けていると生活音が筒抜けになったりと、落ち着いて過ごしにくい可能性も。

プライバシーを確保するためには、窓の位置や向きを工夫したり、目隠しとなるフェンスや植栽を設けるのが有効です。

 

冷暖房の効きが悪い

気密性や断熱性が低い住宅では、エアコンなどの空調設備の効きが悪くなりがちです。

空調効率の低下は電気代の上昇にもつながり、家計への負担も無視できません。

高性能な断熱材や、複層ガラスや断熱サッシなどの断熱窓が採用されているか確認しておきましょう。

 

欠陥住宅だった

建売住宅を購入したのに、欠陥住宅だったというトラブルも少なくありません。

建売住宅の購入は大きな買い物ですが、残念ながら欠陥住宅のリスクも存在します。

公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センターが発表した「住宅相談統計年報 2023」によると、新築などに関する相談件数は23,529件に上り、そのうち約6割が住宅のトラブルに関する相談でした。

〈引用〉住宅相談統計年報 2023

施工管理の体制や第三者機関による現場検査を受けているかどうか確認することで、欠陥住宅などの住宅のトラブルのリスクを抑えられます。

 

収納スペースが足りない

建売住宅を選ぶ際、収納スペースは見落とされがちですが、日々の生活の質に影響する要素です。

内見時と実際に住み始めてからではイメージが異なり、引っ越し後に収納不足や使い勝手の悪さに気づくケースも少なくありません。

リビング・キッチン・脱衣室など、日常的に使用する場所に十分な収納があるか、内見時に確認しておきましょう。

 

家事動線が悪い

間取り図や短時間の内見だけでは、実際の生活での使い勝手を正確に把握するのは難しく、実際に生活を始めてから家事動線の問題点に気づくことも多いです。

内見時には、日常的な家事の流れをイメージしながら実際に歩いてみましょう。

たとえば、洗濯物を干す・掃除機をかける・食事の準備をするなどの動作をシミュレーションすることで、より快適な住まいを選べます。

 

こちらの動画で、建売分譲住宅の間取りを確認できます。

 

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バリエーション豊富な建売住宅をご用意し、理想のマイホーム探しをお手伝いしています。

 

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まとめ

建売住宅の賢い選び方について、事前確認事項や選定ポイント、よくある失敗例などを詳しく解説してきました。

建売住宅選びでは、立地条件・デザイン・品質・価格など、さまざまな観点から総合的に検討することが大切です。

今回ご紹介したポイントを参考に、ご家族にとって最適なマイホーム選びに役立てていただければ幸いです。

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