2024.09.17
建売住宅購入の流れ10ステップ|入居までの期間や注意点も解説
建売住宅の購入には資金計画から物件探し・契約・入居まで、多くのステップがあります。
建売住宅の購入を検討中で、一連の流れや注意点を知りたいとお考えの方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、千葉県・茨城県で数多くの分譲地を開発・販売してきた建売住宅ビルダー「日建住宅」が、建売住宅購入の流れを10ステップに分けて詳しく解説します。
準備段階から入居後まで、各段階でのポイントや期間の目安もご紹介しますので、建売住宅の購入をご検討中の方はぜひ参考にしてください。
建売住宅購入の流れ:契約前の準備
建売住宅を購入する際の流れは、大きく分けて「契約前の準備」と「契約〜入居」の2段階があります。
まず準備段階の流れは、以下の5つのステップに分けられます。
1. 資金計画を立てる
2. 物件を探す
3. 物件を内見する
4. 購入を申し込む
5. 住宅ローンの事前審査を受ける
1. 資金計画を立てる
最初に行うべきなのは、しっかりとした資金計画を立てることです。
住宅購入は人生最大の買い物の1つであり、長期にわたって返済が続くため、余裕を持った計画を立てる必要があります。
転職やお子様の進学などでライフプランが変わった際にも対応できるように、月々の返済額は収入の20%に抑えるなど、ゆとりを持たせましょう。
2. 物件を探す
資金計画を立てたら、次は希望に合う物件を探します。
建売住宅は、立地や間取り、価格帯などさまざまな選択肢があります。
日当たりや騒音、人通りなど物件周辺の環境もチェックしましょう。
また、断熱性能や耐震性など、ぱっと見ではわかりにくい部分も販売会社に確認することが大切です。
建売住宅で失敗しないための賢い選び方については、こちらの記事で詳しく解説しています。
〈関連ページ〉建売住宅の賢い選び方4つのポイント|事前に確認しておくことやよくある失敗例も解説
3. 物件を内見する
気になる物件が見つかったら、実際に内見をしましょう。
内見の際は、間取り図だけではわからない、部屋の広さや使い勝手を確かめます。
実際に住み始めてからの生活をイメージしながら、家事動線や収納スペースが充分かもチェックします。
4. 購入を申し込む
内見をして気に入った物件が決まったら、いよいよ購入の申し込み段階です。
申込書に必要事項を記入し、申込金や手付金を支払います。
申し込みの際は、物件の概要や価格、引き渡し時期などを再度確認しておきましょう。
5. 住宅ローンの事前審査を受ける
購入申し込みと並行して、住宅ローンの事前審査も進めていきます。
自己資金の額や希望する借入額など、必要な情報を金融機関に伝えて審査を申し込みます。
事前審査にかかる期間は金融機関によって異なりますが、おおむね1週間程度が一般的です。
千葉県・茨城県で建売住宅をお探しの方は、日建住宅へお問い合わせください。
日建住宅は、「明るくゆとりのある空間づくり」「デザイン性の高い住宅建築」が得意な建売住宅ビルダーです。
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※当社はしつこい営業を一切行っておりません。ご質問やお悩みなど、お気軽にご相談ください。
建売住宅購入の流れ:契約〜入居まで
契約前の準備が整ったら、契約から入居までの段階に入ります。
主な流れは、以下の5つのステップに分けられます。
6. 重要事項説明を受ける
7. 売買契約の締結
8. 住宅ローンの本審査と契約
9. 物件の立会検査(引き渡し前のチェック)
10. 引き渡しを受けて入居する
6. 重要事項説明を受ける
物件の購入申し込み後、売主(販売会社)から重要事項説明を受けます。
これは宅地建物取引業法で義務付けられた手続きで、物件の権利関係や契約内容、資金計画などについて詳しく説明してもらいます。
説明を受ける際は、わからない点があればその場で質問することが大切です。
後々のトラブル防止のためにも、正しく理解しておきましょう。
7. 売買契約の締結
重要事項説明で物件の内容を十分理解したら、売買契約を結びます。
契約書には、物件の表示や売買代金、引き渡し時期、契約解除に関する事項などが記載されています。
契約書の内容は十分に確認し、疑問点を残さないようにしましょう。
8. 住宅ローンの本審査と契約
売買契約と並行して進めるのが、住宅ローンの本審査です。
事前審査で融資の見通しは立っていますが、あらためて必要書類を金融機関に提出し、正式な審査を受けます。
審査に通れば、金融機関と住宅ローン契約を結びます。
事前審査の段階から誠実に情報を伝えていれば、本審査はスムーズに進むのが一般的です。
9. 物件の立会検査(引き渡し前のチェック)
売主立ち会いのもと、物件の状態を最終確認するのが立会検査です。
引き渡し後の手直しは基本的にNGとなるため、確認すべきポイントは事前にリストアップし、見落としがないよう注意しましょう。
とくに壁や床、外壁に傷がないか細部まで確認が必要です。
合意した内容と異なる場合は、必ず指摘して修正してもらいましょう。
10. 引き渡しを受けて入居する
立会検査で問題がなければ、いよいよ売主から建物の引き渡しを受け、晴れて新居への入居です。
しかし入居前には、エアコンや照明器具などの設置工事、水道・ガス・電気の使用開始手続きなど、やるべきことが意外と多いです。
引っ越しの手配とあわせて、早めに手配することでスムーズに入居できます。
千葉県・茨城県で建売住宅をお探しの方は、日建住宅へお問い合わせください。
バリエーション豊富な建売住宅をご用意し、理想のマイホーム探しをお手伝いします。
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建売住宅を購入する際の注意点
建売住宅の購入を検討する際は、物件の魅力に惹かれるあまり、重要なポイントを見落としがちです。
後悔のない住まい選びのためには、以下の3点に注意が必要です。
- ・立地条件を確認する
- ・契約内容と購入価格の内訳を理解する
- ・アフターサービスを確認する
立地条件を確認する
建売住宅はどんなに素敵な間取りでも、立地条件が良くなければ快適な暮らしは望めません。
とくに日常生活の利便性を左右するのが、スーパーマーケットや病院などの位置です。
また、通勤・通学にかかる時間も確認しておきましょう。
契約内容と購入価格の内訳を理解する
建売住宅の価格には含まれていない、追加で必要になる費用があります。
建売住宅の価格には、エアコンやカーテン、カーポートなどの設置費用が含まれていないのが一般的です。
契約後に思わぬ出費が発生しないよう、追加費用も事前に見積もっておきましょう。
アフターサービスを確認する
建売住宅を長く快適に暮らすには、アフターサービスの充実度も重要なポイントです。
定期点検の有無や、何か不具合が生じた際の緊急対応体制などを確認しておきます。
また、住宅の品質を保証する瑕疵担保責任の保証期間が過ぎた後のサポート体制についても、販売会社に問い合わせておくと安心です。
建売住宅を購入するまでの期間
建売住宅の購入にかかる期間は、物件の状況や個人の決断スピードによって変わりますが、一般的な目安は以下のとおりです。
- ・物件探しから契約まで:約4〜10か月
- ・契約から入居まで:約1〜3か月
具体的なスケジュールの目安
1. 物件情報収集・内覧・物件絞り込み:数か月〜1年程度
購入までの期間は個人差が大きく、理想の物件が見つかるまでに時間がかかる場合もあります。
2. 購入申し込みから売買契約締結まで:1〜2か月程度
重要事項説明や契約内容の確認、住宅ローンの事前審査などを行います。
3. 契約後から入居まで:最短で1か月程度
住宅ローンの本審査や引き渡し前の最終確認などを経て、入居となります。
手続きがスムーズに進めば、契約から最短1か月程度で入居となる場合もあります。
建売住宅の購入を検討する際は、これらの期間を念頭に置きつつ、焦らず慎重に進めていくことが大切です。
また、引っ越しの時期やお子様の学校の転入などのタイミングも考慮に入れて、計画を立てましょう。
千葉県・茨城県で建売住宅をお探しの方は、日建住宅へお問い合わせください。
バリエーション豊富な建売住宅をご用意し、理想のマイホーム探しをお手伝いしています。
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建売住宅購入に関するQ&A
最後に、建売住宅購入を検討する際によくある疑問についてお答えしていきます。
建売住宅と注文住宅、どちらがお得?
建売住宅と注文住宅の価格を比べると、全国平均で注文住宅の方が1,300〜1,540万円ほど高いです。
どちらがおすすめかは、ご家庭の予算や希望、ライフスタイルによって異なります。
早く入居したい方や予算に制限がある方は建売住宅が、こだわりの家を建てたい方は注文住宅が向いている傾向にあります。
地域別の建売住宅・注文住宅の価格差については、こちらの記事で詳しく解説しています。
〈関連ページ〉建売住宅・注文住宅の価格差はいくら?全国平均・地域ごとの価格差を比較
頭金なしで住宅ローンを組むと後悔する?
頭金なしで住宅ローンを組むことは、じつは珍しいことではありません。
30代の住宅ローン利用者の約4割が頭金なしで住宅を購入しているというデータもあります。
頭金を用意するかどうかは、ご家庭の貯蓄状況や将来の収入見込みなどによって判断する必要があります。
頭金を用意すると生活資金が厳しくなる場合は、頭金なしで組むのも一つの選択肢です。
頭金なしで住宅ローンを組む際に後悔しないためのポイントは、こちらの記事にまとめています。
〈関連ページ〉頭金なしで住宅ローンを組んで後悔する人しない人|メリット・デメリットや注意点を解説
建売住宅の購入でカスタマイズは可能?
建売住宅でも、間取りや設備などをある程度自由にカスタマイズできるケースはあります。
ただし完成前の物件に限られ、カスタマイズの範囲や程度は物件や販売会社によってさまざまです。
注文住宅と同じレベルの自由設計は難しいため、ご希望の仕様にできるかどうかは、事前に建築会社に確認しておくとスムーズに進められます。
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まとめ
建売住宅購入の流れについて、契約前の準備から入居までの10ステップを詳しく解説してきました。
建売住宅購入では、立地条件・契約内容・アフターサービスなど、さまざまな観点から総合的に検討することが大切です。
今回ご紹介したポイントが、理想のマイホーム購入の参考になれば幸いです。