2024.09.30
「広いリビングで後悔した…」10の理由、15の対策│適度な大きさのリビングを調べる方法も解説
「憧れの広いリビング、住んでみたら後悔した」
広いリビングについて調べると、こうした感想を見かけることがあります。
実は広いリビングは、広すぎて落ち着かない、光熱費が高いなど思わぬデメリットをもたらすことも。
本記事では、広いリビングにして後悔を感じる10の理由と、快適な暮らしを実現するための15の対策について具体的にご紹介します。
「憧れの広いリビングを実現したのに後悔…。」こうした状況を避けるため、ぜひ参考にしてください。
Contents
広いリビングで後悔した!10の理由とは?
- ・リビングが広すぎて落ち着かない
- ・使用していないスペースを見て無駄に感じる
- ・寝室や子ども部屋が狭くなってしまった
- ・生活、家事にかかる動線が長くなった
- ・面積が広くて掃除が大変
- ・広い空間で夏暑く、冬寒い
- ・空調機器を利用しすぎて光熱費が高い
- ・床面積が増えて建築費用が高くなる
- ・広さに応じた家電の購入に費用を要する
- ・広さに応じた家具の購入に費用を要する
広いリビングは、開放感やゆとりを感じられる一方で、このような様々なデメリット、後悔を感じる可能性があります。
ただし、これから紹介する対策を家づくりに取り入れることで解決はできますので、憧れの広いリビングのある家を後悔を避けつつ実現しましょう。
広いリビングのある家は、メリットとデメリットどちらも感じることがあります。
デメリットや後悔を避けるには、建築実績が豊富で、おしゃれ・機能的な家を建てられるハウスメーカーに依頼することが大切です。
千葉県・茨城県で建築実績豊富なハウスメーカーを探している方は、日建住宅までお気軽にご相談ください。
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※当社はしつこい営業を一切行っておりません。ご質問やお悩みなど、お気軽にご相談ください。
広いリビングの後悔を避ける15の対策とは?
広いリビングを作ったあと、後悔することを避けるためにはこれから紹介する4つの種類、15の項目の対策を講じることを検討しましょう。
- ・リビングの適切な広さを考える
- ・動線を短くする工夫を考える
- ・広いリビングを楽に掃除する工夫を考える
- ・快適な温熱環境を実現する工夫を考える
リビングの適切な広さを考える
広いリビングの後悔を避けるためには、どの程度の広さが家族に合っているのか検討することが大切です。
具体的な方法は、以下の4つです。
(1)家族のライフスタイルに合う広さを選ぶ
広いリビングの後悔を避けるためには、ライフスタイルに合う広さを選ぶことが大切です。
たとえば、リビングで長時間過ごすことが多い場合はある程度の広さが必要ですが、普段はそれぞれの部屋で過ごすことが多い場合はコンパクトなリビングでも十分です。
まずは、ご家族の1日の過ごし方を改めて見直してみましょう。
(2)リビング単体でなく他の部屋の大きさも考える
リビングばかりに目が行きがちですが、他の部屋とのバランスも大切です。
広いリビングにすれば、その分、寝室や子ども部屋が狭くなる可能性があります。
ほかにもトイレや洗面室、脱衣室など、各部屋の適切な広さを検討し、快適な暮らしを送るためのバランスの良い間取りを心掛けましょう。
(3)横方向に加えて縦方向の広がりも意識
広いリビングを実現する方法は、床面積を広げるだけではありません。
吹き抜けなど天井高を工夫することで、開放感あふれる空間を作ることができます。
ただし、天井高を高くすると、光熱費が上昇したり、圧迫感を感じたりすることも。
必要以上に広くしすぎず、快適な暮らしを実現するためのバランスが大切です。
〈関連ページ〉吹き抜けを持つ家のメリット・デメリットを解説|失敗・後悔しないためのポイント
(4)見学会などで広さを体感する
新築を検討中の方は、ぜひモデルハウスの見学に行ってみましょう。
実際に家具が配置された状態を確認したり、生活空間を想像したりすることで、広いリビングがご自身の暮らしに合うかどうかを判断できます。
千葉県・茨城県で、実際に広いリビングを見て体感したい方は、日建住宅のモデルハウスや分譲住宅がおすすめです。
見学会のほか、各種相談なども承っておりますので、気になった方はお気軽にご相談ください。
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動線を短くする工夫を考える
日々の暮らしの動きを線にした「動線」について検討することも重要です。
動線を短くして暮らしやすいリビングにするための工夫も確認しましょう。
(5)部屋の中央付近にリビング階段を設ける
広いリビングは、広すぎるために動線が長くなり、家事が負担になることも。
リビングに階段を設置することで、2階へのアクセスが一点に集約され、家事動線を短縮でき、家事動線・生活動線、どちらにもプラスの効果を感じられます。
〈関連ページ〉リビング階段をスケルトンにして後悔しないために|導入時の注意点とインテリアコーディネートのポイント
(6)ダイニング・キッチン・和室と一体化する
ダイニング、キッチン、そして和室とリビングを一体化することで、生活動線を短縮し、家事の負担を軽減できます。
広いリビングを中心とした間取りの場合、空間全体に一体感が生まれ、間取り相互の行き来がしやすく、より快適な暮らしを実現できます。
(7)収納を必要な位置に分散して配置する
キッチンには調理器具、リビングにはリモコンや雑誌など、使う場所の近くに収納を設置することで、家事動線が短縮され、時間の有効活用につながります。
また、収納を検討する際は、ハンガーパイプや奥行きの深い棚、浅い棚など、様々な物を収納できるよう複数の形があると便利です。
〈関連ページ〉リビング階段下に収納を作る際のポイント|片付け上手な活用方法と注意点を解説
(8)リビングを基点に裏動線も考える
広いリビングは、家族の憩いの場として人気ですが、家事動線と生活動線が混ざり合い、効率が悪くなることも。
不要な動きを減らすために、リビングを起点に「裏動線」を意識した間取り設計がおすすめです。
洗濯や掃除など、各種家事をするための動線である裏動線があれば、生活動線が交わらず移動中にぶつかることもありません。
広いリビングを楽に掃除する工夫を考える
広いリビングで注意したい点は、日々の掃除が大変になる点です。
掃除を楽にする工夫を加えて後悔を避けましょう。
(9)床置きの家具の設置を避ける
広いリビングは開放感がありますが、床置きの家具が多いと掃除が大変になります。
家具を移動させる手間を省くためにも、収納など床置きの製品を避けることをおすすめします。
ソファやテーブルなどは脚付きのものを選ぶなど、床との間に隙間を作り掃除しやすくする工夫もおすすめです。
(10)ロボット掃除機の利用を前提にする
広いリビングの掃除は、ロボット掃除機にお任せするのがおすすめです。
自動で掃除してくれれば、掃除の時間を他の仕事や家事に回すことができ、効率的に動けます。
ロボット掃除機がスムーズに動き回れるよう、家具の配置や床面の平坦さに気を配ることも大切です。
(11)掃除しやすい床材を選択する
広いリビングの掃除を楽にするには、床材選びが重要です。
掃除機をかけやすく、水拭きもできるフローリングやクッションフロアなど、お手入れしやすい素材を選べばリビングの掃除が楽になります。
快適な温熱環境を実現する工夫を考える
リビングが広くなると暑さ・寒さが気になることもあります。
温熱環境を整えて、広いリビングでも快適な暮らしを実現しましょう。
(12)断熱性・気密性に優れた家を建てる
快適な住まいを実現するためには、断熱性と気密性を高めることが重要です。
特に、広いリビングでは冷暖房効率が大きく左右されます。
断熱材の種類や厚み、窓の性能など、さまざまな要素を考慮し、オールシーズン快適に過ごせる家づくりを目指しましょう。
〈関連ページ〉寒い吹き抜けを快適にする8つの寒さ対策|リビング階段で後悔しない方法も解説
(13)エアコンや床暖房など適切な空調機器を利用する
広いリビングでは、適切な空調機器の選定が快適な暮らしにつながります。
光熱費を抑え全室を均一な温度に保つためにも、エアコンや床暖房など、ライフスタイルに合った空調機器を選ぶことが大切です。
(14)夏場の日差しを遮るカーテンを設置する
広いリビングの室温上昇を防ぐために、遮熱カーテンの設置がおすすめです。
遮熱効果のあるカーテンの利用で冷房負荷を軽減し、快適な室内環境を保てます。
カーテンのほか、スッキリしたデザインのロールスクリーンもおすすめです。
(15)空気を混ぜるサーキュレーター・シーリングファンの利用
広いリビングにサーキュレーターやシーリングファンを設置することで、室内の空気を効率よく循環させ、温度ムラを解消できます。
これによりエアコンの効きが良くなり、冷暖房をエコな設定温度に合わせることが可能です。
大きなリビングには、建築費用の増加や家具・家電購入費の増加といったデメリットもあります。
建築費用や家電費用、さらには光熱費対策にもなりますので、費用面で大きなリビングを避けようと考えている方も、紹介した対策を検討してみてください。
18畳?20畳?適度な大きさのリビングの調べ方
みんなのリビングの広さはどれくらい?
広いリビングを検討中、気になるのは他のご家庭がどの程度の広さのリビングに住んでいるのか、ということです。
アットホーム株式会社では、「4人家族が幸せに暮らすために必要な住まいの条件」というアンケートで、以下の結果を公表しています。
【リビングの広さ(畳数)】
- 8畳以下:10.9%
- ~10畳:13.5%
- ~15畳:44.5%
- ~20畳:25.5%
- ~25畳:4.7%
- 26畳以上:0.7%
〈引用〉アットホーム株式会社「4人家族が幸せに暮らすために必要な住まいの条件」
このように、一般的には4人家族の場合、リビングの広さは15畳前後が目安となります。
しかし、家族構成やライフスタイルによって最適な広さは異なりますので、後ほど説明する方法を利用して広さを決めましょう。
必要な間取りを想定して積み上げる
実際にリビングの広さを検討する際は、必要な間取りを積み上げて設計することが大切です。
漠然とリビングの広さを考えても、最適な広さを見つけることはできません。
リビングでの過ごし方や人数などから、最適な広さ、使い方を検討してみましょう。
リビングの広さを体感してから決める
カタログや図面だけでは分からない、広いリビングの空気感や広がりを、実際に体感することで、より具体的なイメージが沸きます。
家具の配置や動線などもシミュレーションできるため、実物を見てから判断すると後悔のない家づくりにつながります。
必要な広さを検討するためにも、ぜひ一度、モデルハウスや分譲住宅などを見学してみてください。
まとめ│広いリビングの後悔を工夫で避ける
「広いリビング」は憧れですが、必ずしも暮らしやすさにつながるとは限りません。
広いリビングが本当に必要かどうか、ご自身のライフスタイルと照らし合わせて慎重に検討することが大切です。
モデルハウス見学や間取りシミュレーションなど、様々な方法で広いリビングの広さを体感し、後悔のない家づくりを目指しましょう。
広いリビングで後悔を感じる瞬間がある一方で、後悔を感じない住宅を取得できるケースもあります。
千葉県・茨城県で満足できる「広いリビング」のある家をご希望の方は、日建住宅までお気軽にご相談ください。
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※当社はしつこい営業を一切行っておりません。ご質問やお悩みなど、お気軽にご相談ください。